現状調査は必ず必要
たとえ「現状をすべて知っている人」がいたとしても現状調査は必要です。
時間をかけてでも現状調査をやらなくてはならない理由は以下の3つです。
・知っているつもりでも、案外知らないことが多い
改めて現状調査を丁寧に行うと「細かいところまでは知らなかった」「前とは業務やシステムが変わっている」などといったことはよくあることです。
・人を動かすために、反論できない事実をつかむ
現場で仕事をしている人は、薄々課題に気づいていることが多いです。
しかし、人を動かすためには説得力のある事実を示す必要があります。
・これから行う作業の土台が必要
業務やシステムの棚卸しをしておくことで、作業の手戻りを防ぐことができます。
★例えば「アクティビティ一覧」や「業務フロー」は以下の資料をつくる基になる。
・業務分析、システム分析の基礎資料
・理想の業務プロセスを検討する出発点
・費用対効果分析の基礎資料
・パッケージを選ぶ際のデモシナリオ
・システムテストのシナリオ
・業務マニュアル
・変革説明会資料
・担当者へのトレーニング資料