一元管理(6つの基本施策)
一元管理とは、それぞれが「バラバラに管理」していたものを「一箇所にまとめて管理」することです。
例えば「関連会社」や「子会社」がそれぞれ管理していたものを「グループ本社で一括管理」する形に切り替えるのが典型です。
一元管理のメリットは主に4つあります。
・グループ全体を把握できるので正しい経営判断ができる
・スキルや役職などの基本情報が同じ尺度で評価される
★例えば「ファイナンスレベル3は1支社の財務コントロールを任せられるレベル」などの共通定義
・資源(人材や資金など)の最適配分ができる
・資源を簡単に移動できる
★例えばグループ本社で在庫の一括管理を行っていれば、事務処理上は「在庫の所在地」を書き換えるだけでいいなど(倉庫ごとの管理だとその都度、出庫伝票や入庫伝票が必要になる)