会話(ダイアログ)の3種類
ストーリーを魅力的にする会話(ダイアログ)の種類は主に3つあります。
・人と人の会話(キャラクター&キャラクター)
1人2役でシーンを再現し人物が会話する様子を演じる。
ポイントは、自分の「頭の中に情景が浮かんだか」どうか。
・思考の中の会話(インナー・ダイアログ)
口には出さない「心の声」を表現することにより、聞き手は心情を理解し物語に入っていく。
・聞き手との会話(オーディエンス・ダイアログ)
聞き手との会話は、有名な「ことわざ」や何度もコールバックしている「キャッチフレーズ」などの言葉の続きを頭の中でイメージさせたり実際に声に出してもらう。
★《オーディエンス・ダイアログの例》
「猿も木から……」
ここで止め間を置き、聞き手の頭の中で答えさせる。
ゆっくり聞き手を見渡しながらうなずき、
「そうです。『落ちる』です」
と最後まで言い切る。
=================
「ではみなさん、私の後に続いて復唱してください」
実際に声に出してもらうことで、その言葉の存在感が強くなったり聞き手との一体感が醸成される。
などがあります。